kazcast #123 ワークライフブレンド報告①

kazcast!!
ブエノスアゴス!
中嶋です。
今回は先日のトークイベント、
『work * life BLEND〜幸せな働き方〜』
の報告をさせて頂きます!
下矢印1下矢印1下矢印1
kazcast.mp3
ワタクシはディレクターとして、台本、進行、プロジェクターの映像、そして当日PA、
兼舞台監督させて頂きました!
P1130800.JPG
「ノマドワーク」というキーワードで人気の安藤美冬さんと、ソーシャルビジネスを展開する関根健次さん。
共通点はほとんどない二人ですが、どちらも「仕事を楽しむ人」という点では同じだと思いました。
始まりはご存知の朝活から。
会の発起人の想いから、このトークイベントがスタート。
詳しい動機等はまた本人から聞けたらと思います。
とにかく、大物二人を呼んでのトークイベント!ということで、
発起人からヘルプメッセージを受け、参戦させて頂く事にしました。
何をやりたいか、何を伝えたいのか、伝える為には何を聞けば良いのか、どう会の流れを作るのか。
まずはこのトークイベントが何を伝えたいのか、から徹底的に話ました。
結構大変な作業でしたが、その時の濃密な打ち合わせがあったからこそ、トークイベントのができ、その核を色んな角度から表現しようという、テーマ毎の質問が生まれる。
その質問も投げかける為には理由があり、答えてもらうイメージがあり、伝えたいメッセージが内包されているのです。
そんなこんなで形になっていった台本。
核が決まれば速いもの。
あとはどういう切り口、言い回しにしていくかでした。
それを台本にしていく。
「もう、コレを読めばバッチリ」という台本を作りました。
実際に本番ではその台本が大助かり。
司会の方もその内容通りに会を進めてくださいました。
会場も多くの方にご来場いただき、熱気を帯びていました。
P1130796.JPG
そして次にしたのが、スライドショーの制作。
トークイベントのスライドショー。
テーマや資料が表示されるだけでは眠たくなります。
そこで、今回イメージしたのは、「エンターテイメント」
一つの番組として、ショーとしてパッケージできる様に。
スライドに動きを少しつけ、きっかけに音を入れ、ラジオ番組のような作りに挑戦してみました。
ファシリテーターがパーソナリティでゲストを迎える。
テーマごとに場面が切り替わり視聴者も巻き込んでいく。
そんな作りを目指しました。
オープニングの様子をちょっと見て頂きましょう。
下矢印1下矢印1下矢印1


さてさて、この後の中身については、また次回のカッツキャストにて!
乞うご期待〜!

 

kazcast #122  第3回 和楽の会 尺八・土笛奏者 山崎箜山(やまざき こうざん)さんインタビュー

7/19(木) 「第三回 和楽の会〜涼風彩菜〜 
尺八・土笛奏者 山崎箜山(やまさき こうざん)」インタビュー。。
中嶋:
いよいよ迫って参りました!
第三回、和楽の会、今回のゲストは、尺八、土笛奏者、山崎箜山(やまさき こうざん)さんです!
こんにちは!
箜山さん:
こんにちは。
P1130357.JPG
中嶋:
まずは、山崎さんのプロフィールをご紹介しますと・・・・
1960年生まれ。都山流(とざんりゅう)大師範、講士補。都山流尺八を二世山崎北山(父)、二世池田静山に、古典本曲を磯玄定に師事。1991年、北九州市民文化奨励賞。2001年から津軽三味線「吉田兄弟」の尺八を担当、レコーディングや全国ツアー、海外公演に参加。都山流尺八本曲コンクール全国大会優勝2回(05、07年)、いずれも文部科学大臣賞。2006年、北九州市民文化賞。2007年、米国カーネギーホールにてユニセフチャリティショーに出演。2011年、博多座初夢公演~坂本冬美・藤あや子~に出演。北九州市在住。
ということで、大活躍されている方でいらっしゃいます。
箜山:
いえいえ、そんなことないですよ。
中嶋:
今日もこれからライブですか?
箜山:
はい、今日は春吉の『ニューコンボ』でライブです。
中嶋:
ニューコンボ?ということは・・・ジャズですか?尺八でジャズ??
箜山:
そう思うでしょ?尺八でジャズ、実は、吹けるんですよ。
でも今日は「ロック」なんです。
P1130361.JPG
中嶋:
ロックもやるんですか?
大変失礼な質問なんですが、尺八ってドレミが出るんですか?
箜山:
ははは、でますよー。
元々は日本の古典楽器なので、「ロツレチハ」を使いますが、その間の音もちゃんと出せます。
中嶋:
管楽器だから、サックスみたいに、キーによって吹分けたりするんですか?
箜山:
はい、尺八はもっと細かくて、一寸ごとに分かれています。
一寸違うと、半音変わってくるイメージです。
中嶋:
半音ごとにキー分けが出来るんですか!
すごい。知らなかった。。
箜山:
知らない事が多いと思いますので、当日は色んな尺八の魅力をお伝えいたします。
中嶋:
ということは、尺八の古典から、ロックまで様々聞けるわけですね?
箜山:
はい、民謡、子守唄からジャズロック、演歌まで。
中嶋:
古典も是非聞いてみたいです。
箜山:
いいですよ。でも長い曲はと30分を超えますので。。。
中嶋:
それはちょっと・・・色々聞きたいので、ちょっと短めのもので。。
箜山:
了解しました。抜粋してお聞かせします。
154915_108748202530383_1734295_n.jpg
中嶋:
箜山さんが尺八を手にしたのはいつなんですか?
箜山:
ええっと、耳にしていたのは子供の頃からです。
父親と祖父が尺八を吹いていて、母が琴の先生をやっていたので。
中嶋:
ということは子供の頃から尺八一筋?
箜山:
いえ。若い頃はロック少年でした。
ビートルズでロックに目覚めて。
おこずかいでポールと同じデザインのバイオリンベースを買って、夢中でビートルズをコピーしました。
低音がすきなんですよねー。
ビートルズの「オールマイラヴィン」のベースラインにやられましたよ。
中嶋:
ベースですか〜。かっこいいですね。
それがいつ尺八に?
箜山:
はい、大学生の頃にプロの演奏を聞いて、「こりゃすごいな」と思いました。
それまで父や祖父の演奏を聞いていましたが、あくまでアマチュアの域。
プロの演奏はちょっと違ってましたね。鳥肌が立ちました。
その方は、すでにその頃、ジャズやロックのアルバムを出していて、尺八演奏のパイオニアと言っても良い方です。今は人間国宝になっていらっしゃいますよ。
それがきっかけで、父に手ほどきを受けたのが19歳でした。
中嶋:
それから尺八の世界に入った訳ですね〜。
でも、尺八は難しいって言うじゃないですか。私は虚無僧のイメージしかないんですけど、
「悲願の仇討ちが済んでもまだ尺八は半人前だ」なんて言う諺があったり。
難しい楽器なんですよね?
箜山:
そうですね、奥は深いと思います。
中嶋:
ちなみに、少し音をききたいのですが。。。。
箜山:
いいですよ。
右矢印1My Song 3.mp3
P1130360.JPG
中嶋:
わお!鳥肌たっちゃいましたよ!
いいですね!今の曲は?
箜山:
ミュージカルの曲で、「サマータイム」です。 
中嶋:
尺八ならではの、少しかすれたようなあの部分が、色んな表情をつくりますね。
箜山:
そうですね、尺八は倍音の幅がどの管楽器よりも広いんです。
そしてコントロールする事ができる。
西洋の楽器は、基音といって、ベースとなる元の音が一番鳴る様に作られていますが、
尺八はそういう作りにはなっていません。
だから、倍音部分をどう使うかで、優しい音、激しい音、柔らかい音、固い音等を使い分ける事ができるんです。
中嶋:
だから難しいし、表情も豊かなんですね。
箜山:
そうです。表情を吹く息、アゴの角度、指の抑え方でコントロールするんです。
中嶋:
すごい。
本番当日はどんな演奏になりますか?
箜山:
土用の入の日という事で、涼しげな、そして夏らしい。尚且つお食事が進む。
そんなステージにしたいです。
中嶋:
テーマは?
箜山:
19日はちょうど土用の入りの頃ですので、涼しい感じで。
蝶美さんのテーマが「薫風」でしたので、涼しげな風をからめて。
さらに、「わらの蔵」の美味しいお料理にもかけて・・・
「涼風彩菜」なんていかがでしょうか?
中嶋:
いいですね〜。夏の夜を涼しく演出して美味しいお料理をいただく。
響きだけで涼しくなります!
箜山:
当日は皆さんにも尺八に挑戦して頂くとか、コップで音出してみるとか、色々考えて見たいと思います。
普段尺八を聞いた事がない方も、尺八を習っていらっしゃる方でも楽しめるステージにしたいとおもいますので、是非起こし下さい!
中嶋:
7/19(木)18:30〜。お食事は19:30〜です。
是非、心を震わせる竹の音と、美味しいお料理で夏の涼を感じてください!
箜山:
お待ちしています!