<strong><span style="font-size:large;">kazcast#127 <span style="font-size:large;"><strong>ユナイテッドピープル(株)代表 関根健次さんインタビュー①</strong></span></span> <span style="color:#0000FF;">
中嶋:
今日は今回の自主上映映画「LIGHT UP NIPPON」の配給元のユナイテッドピープル(株)の代表、関根健次さんにお話を伺います。
こんにちは!
関根さん:
こんにちは!
中嶋:
いい景色ですね〜。
関根さん:
海が好きなんです。そして田舎が。
良く海に貝とか魚とか獲りにいきますよ。
中嶋:
よく焼けていらっしゃいますもんね。
このご自宅が会社でもあるわけですが、まず、ユナイテッドピープルってどんな会社なんでしょう?
関根さん:
はい、「一人ひとりをつないで、よりよい世界を創っていく」。ユナイテッドピープルという社名は、文字通り人と人の連帯を意味します。 人と人をつないでいき、力を合わせてよりよい世界を創っていきたいそんな思いで運営しています。
映画配給事業の他にも、インターネット上で出来る募金サイト「イーココロ!http://www.unitedpeople.jp/archives/81」。
オンライン署名サイト「署名TV http://www.unitedpeople.jp/archives/85」などを運営しています。
中嶋:
映画の配給事業というのはどこからスタートしたんでしょうか?
関根さん:
僕はよく海外へ足を運び、色んな世界の現状を視察しています。
その中で、アジアの最貧国の一つであるバングラディッシュに行ったとき、貧民街の状況を改善しようと活動している日本人と出会いました。
その活動に感銘を受け、打ち解けていくうちに、「一緒にレストランを運営しないか」と呼びかけたんです。
現地の人が、貧民街を抜け出した後の働き口になるんじゃないか、そんな思いも込められていました。
そんなプロジェクトを進めているうちに、この現状を伝える為のドキュメンタリー映画が出来た、という話が持ち上がりました。http://www.arijigoku.net/
社会の仕組みを改善するには、一人一人のサポートももちろんですが、その街づくりや政治に関わる大人達が現状を把握し、「改善しよう」という意識を持つ事が大切と思っていました。まずは、「知る事」が大切なんです。その知って貰う為の手段としての映画、というわけです。
多くの人に、何かを伝える手段として、その頃、僕の中で、映像を使ったメッセージ発信という物にすごく興味があったんです。
こんな言い方をすると良くないかもしれませんが、ニッポンの番組は情報バラエティが中心で、世界の現状等を伝える番組が少ない。もっと知らなくてはならない世界の事柄は沢山ある。その現状を伝えるジャーナリズムの手段として、映像でのメッセージに着目していたんです。
そこに飛び込んで来た、映画の上映という話。
そんな思いが重なりあった時だったので、余計に「これだ」と思いました。
中嶋:
そこから、映画の配給事業を勉強し始めまたんですか?
関根さん:
はい。何もかも初めてでした。配給権利の買い付け、字幕の依頼、広告素材の作り方、配給事業のノウハウなど、助けを得ながら学び、ようやく配給事業がスタートしました。
現在、世界で発表されるドキュメンタリー映画は1000本以上。隠れた物も含めると3000本くらいあるんじゃないでしょうか。僕が参加するドキュメンタリー映画の祭典ではその内300本が紹介されます。そして、権利獲得に動くのが、1本か2本。つまり、3000本の1本か2本しか、0.2〜0.3%しか、僕の手では紹介できない訳です。
だからこそ、真剣に選びます。時代の少しだけ先を見据えたメッセージのものをチョイスしています。
中嶋:
僕も御社が配給した「happy」そして「LIGHT UP NIPPON」を観ましたが、どれも記憶に強く残り、また、僕自身の行動にも影響を与えている気がします。
関根さん:
疑似体験する、「映画」という媒体が持つ力は大きいと思います。心にスッと届く。
だから、映像自体で社会を変えることはできませんが、映像は観た人の心を動かすことができる。心が動いた人は社会を動かす。そう思っているんです。
・・・・(つづく)
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